京橋 大阪城北詰 夜間診察の皮膚科

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掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

症状と治療について

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は、手や足底に細かい白色から黄色い膿疱ができて、カサカサになって皮膚が剥がれ、また膿疱ができるのを繰り返します。原因は不明です。
まずは足のカサカサは水虫でないことを確認するため顕微鏡検査します。掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)の膿は菌がいない無菌なので、人にはうつりません。
喫煙する方、金属アレルギーがある方、扁桃腺や虫歯がある方に多くできやすいので、喫煙のたばこの本数を減らすまたは禁煙したほうがいいです。金属アレルギーがある方は検査をして(ご紹介となります)、金属アレルギーのなんの金属にアレルギーがあるかを調べて、金属アレルギーがある場合は、保険で歯医者さんで歯の金属の詰め物をセラミックなどに交換していただきます。(金属アレルギー検査陽性でないと、歯科で保険セラミックにはできません)また、虫歯があると膿疱ができやすくなってしまうので、虫歯治療もしてください。

治療はビオチン、シナール、ミヤBM内服加療とステロイド外用剤の加療となります。
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は関節炎を合併します。一番多いのが胸のあたりの胸肋関節痛です。リウマチと違って関節の変形はおきにくいのですが、あまり痛みがひどい方は生物製剤の適応になることがあるため、大きい病院へ紹介いたします。
10年くらいよくなったり悪化したり繰り返しますが、治療していくことで膿疱ができにくくなって、すこしカサカサした状態になっていきます。根気よく治療しましょう。

クリニックより

10年くらいよくなったり悪化したり繰り返しますが、治療していくことで膿疱ができにくくなって、すこしカサカサした状態になっていきます。根気よく治療しましょう。

よくいただくご質問

掌蹠膿疱症があります。最近爪が変形してきました。関係はありますか?

掌蹠膿疱症は爪の陥凹や変形を伴うことがあります。ローションタイプのステロイド外用剤で加療します。

掌蹠膿疱症です。胸のあたりが痛くなることがあります。関係ありますか?

掌蹠膿疱症は胸肋関節痛を伴うことがあります。ひどい痛みが伴う場合は、生物製剤の治療が必要なことがあります。迅速に大学病院へ紹介いたします。

診療科目

ニキビ、アトピー性皮膚炎、巻き爪、ほくろ除去など皮膚疾患全般に関する治療を保険診療で行います。

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