症状と治療について
巻き爪、陥入爪は、深爪や部活などのスポーツによる爪のくい込みによって、爪がささりキズになって痛みや肉芽を伴う疾患です。当院では巻き爪は保険適応の処置をいたします。
テーピング法やコットンパッキング法、ガーター法によって、盛り上がった肉芽も治療できます。爪の巻き方具合によって適切な処置をいたします。爪はまるく切らずに、スクエアに爪の角を切らずに残して切りましょう。
また、外反母趾があって巻き爪になる方もおられます。外反母趾になると親指が変形しているので爪が真っ直ぐに着地せずに、曲がった状態で歩く時に毎回負荷がかかります。しると爪が指に食い込んでしまい、肉芽ができて、肉芽に爪が刺さって、また血が出て、、を繰り返してしまいます。肉芽は出血する度に大きくなり、巻き爪が悪化していきます。
外反母趾がある方は爪の巻き爪治療と一緒に外反母趾サポーターを購入してもらうといいです。
当院ではスポーツや運動の部活を休まずに、定期的に受診して、巻き爪を治して行く方針です。部活もしっかりやりながら、巻き爪もちゃんと治していきましょう。
当院では巻き爪は保険適応の処置をいたします。
よくいただくご質問
巻き爪で出血しています。プールは入っていいですか?
巻き爪で出血している場合は、肉芽組織ができているか、傷がついているため、プールは入らないほうがいいです。爪がささって肉芽が徐々に大きくなってくるため、肉芽組織を除去して、爪がささらないように保険診療で処置していきます。
巻き爪のときは運動できますか?
巻き爪で肉芽組織がある場合は、肉芽組織を除去し爪がささらないように処置します。軽い運動は大丈夫です。当方はテニス部や陸上部などの運動部の方の治療経験もありますが、部活はかるい運動は継続して行ってもいいです。しっかり治るまで通院してください。